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手首の腱鞘炎のドケルバン病に対して有効なツボ
ドケルバン病とは
「ドケルバン病」とは手首の腱鞘炎の一つで、親指側に痛みが起こります。
親指を動かした時に痛みが走ったりします。
親指につく筋肉の「短母指伸筋」と「長母指外転筋」が細くなり腱となる部分で「腱鞘」というトンネルを通ります。
この「短母指伸筋」「長母指外転筋」の使いすぎなどで筋肉が肥厚したり、親指の使いすぎで「腱鞘」が肥厚します。
この肥厚により筋肉が動くときに腱鞘のトンネルでの滑りが悪くなり炎症が起こり痛みが発生します。
ドケルバン病に有効なツボ
ドケルバン病に有効なツボとして「列欠」、「偏歴」があります。
「列欠」
親指の付け根の二本の腱(短母指伸筋・長母指外転筋)の間
親指と人差し指の間で両手を交差させた時に人差し指の先が当たるところ
「偏歴」
手首の親指側の窪みから人差し指から小指の4横指分上のコリっと触れる筋肉
ドケルバン病のセルフチェック方法
親指を中に入れた状態で手をグーに握りこみ、そのまま小指側に手首を曲げた時に親指の付け根が痛いとドケルバン病の疑いがあります。
ドケルバン病の原因として使いすぎによるものが多い為まず休ませるということが大切になります。
腰の痛みに関係する「骨盤」の動きや姿勢について
「骨盤」と腰の痛みの関係
まず「骨盤」とは腰のあたりにある骨で上半身と下半身を繋ぎます。
なので、体を支えるために大切な骨になります。

骨盤の形は上の図のような形をしています。
「骨盤が傾くとどうなるか」
よく反り腰と言われるのが骨盤が前に傾いている(前傾)状態になります。
すると、骨盤の上の背骨の腰椎と言われる部分の前弯が強くなります。
前弯が強くなると腰にかかるストレスが増大し腰痛が起こります。
反対に骨盤が後ろの傾くと(後傾)受け腰という姿勢になります。
受け腰になれば腰椎の前弯が減少し真っ直ぐに近い角度になります。
そうなれば、椎間板と言われる背骨の間のクッションに大きいストレスがかかり腰痛につながります。
さらに、ヘルニアを起こす可能性も高まります。
背骨はS字カーブ状になっており、地面からの衝撃などを緩衝する役割があるため緩やかなカーブが重要になります。
腰痛にならないために良い骨盤のポジションを心がけましょう。
鼻水、鼻詰まりに効果があるおすすめなツボ「迎香」
「迎香」
【取穴部位】
左右小鼻の横の少しくぼんだ所
【効果】
鼻水、鼻詰まり
迎香は鼻水や鼻詰まりなどの鼻の症状に対してよく使われるツボになります。
鍼で刺激をすること以外にもセルフで押して刺激を与えやすいツボになります。
押し方として、左右同時に指で気持ちのいい強さで押してあげると鼻がスーッと通るような感覚があると思います。
鼻詰まりは頭痛などにもつながります。

これから花粉症の季節になると思われます。その際に是非迎香をお試しください。
腰痛対策に大切な腹圧のメリットとトレーニング方法
「腹圧」について
「腹圧」とはお腹の中の空間にかかる圧力のことです。
姿勢の維持にとても大切になります。
ただ腹筋をしても腹圧が高まるわけではなく、お腹の周りを囲むようについているいわゆるインナーマッスルと言われる筋肉が適切に働くことで腹圧が高まります。
腹圧にかかわる筋肉に横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋があります。
「腹圧」が弱いとどうなるのか
腹圧が弱い方によくみられるのが反り腰による腰痛です。
腹圧がうまくかかっていないと骨盤が前傾し、腰の骨の弯曲が強くなります。
さらに、腰の骨の前弯が増強するとバランスをとるように胸の骨の弯曲も強くなります。
そして、胸の骨の後弯が強くなることにより猫背になります。

腹圧を高めるトレーニング
腹圧を高めるトレーニングとしておすすめなのが「呼吸」になります。
IAP呼吸法という呼吸法があり吸うときも吐くときもお腹膨らませるように呼吸します。「腹圧呼吸」ともいわれます。
やり方は椅子に深めに座ってもらい、お腹と背中に手を当て膨らむのを感じましょう。
肩を下げたまま息を吐くというのがポイントになります。
腹圧を高めて正しい姿勢、腰痛対策を心がけましょう。
花粉症におススメの耳ツボ
風渓
【取穴方法】
耳の溝の一番高いところから少し後ろに下がったところ
【効果】
花粉症などのアレルギー
風渓は花粉症などのアレルギーに効果があると言われています。
これから暖かくなり始め花粉症の季節になってきますのでとてもぴったりなツボになります。
最近では耳ツボジュエリーという耳ツボを刺激しながらつけるアクセサリーがあります。
一つの手段として是非興味があればご活用ください。
ダイナミックストレッチ
様々な種類があるストレッチの中で今回は「ダイナミックストレッチ」について紹介します。
「ダイナミックストレッチ」とは身体を動かしながら行うストレッチのことで運動前のウォーミングアップとしてよく用いられます。
運動前に行うことにより体温の上昇、関節の可動域拡大、運動のパフォーマンス向上、怪我の予防などの効果があります。
運動前にはゆっくり伸ばすストレッチより動きながらのストレッチの方が良いとされています。
なので運動前のウォーミングアップにダイナミックストレッチをし、運動後のクールダウンにゆっくり伸ばすスタティックストレッチをしていい運動ができるように心がけましょう。
隔物灸
「隔物灸」とは文字通りになにか物を隔ててお灸をするものになります。
ショウガやにんにく、塩や味噌などを使います。
肌の上にそれらを置き、その上からお灸をすることによりお灸の温熱効果に加え隔物の効果も得れるというものになります。
また肌の上に直接お灸をしないため火傷のリスクが少なく、じんわりと温かい熱感を感じられます。
有名な隔物灸にくるみ灸があります。
くるみ灸は目に隔物灸をするときによく使われます。
眼精疲労などにとても効果的です。
璇璣
璇璣
【取穴方法】
左右の鎖骨の間の凹みから親指1本分した
【効果】
ストレス、自律神経の乱れ、睡眠不足
璇璣は自律神経の乱れにより寝つきが悪い時などにすごくおすすめです。
夜眠れない時などは璇璣軽く押さえてみてリラックスしていくのを感じると眠りにつきやすくなるかもしれないので是非一度お試しください。
肩峰下滑液包炎
肩峰下滑液包炎とは肩の怪我の一つで、野球の投球、テニスのサーブ、バレーのスパイクなど腕を上から振り下ろすことが多いオーバーヘッドスポーツで起こりやすくなります。
肩甲骨から肩の方へ伸びていく肩峰の下に肩峰下滑液包があり、肩の動きをスムーズにする役割があります。
肩峰下滑液包炎では肩を上げていき90度~120度あたりで痛みが出現し、それを超えると痛みが減少したりします。
原因としては主に肩峰下滑液包が腕の骨などと衝突したり摩擦により炎症が起こり痛みが出現します。
猫背の状態で肩を上げていくと肩峰下滑液包が挟み込まれやすくなります。
肩甲骨は腕を上げるのに伴い回転していきますが、肩甲骨の動きが悪くなるとより肩甲骨と腕の骨の間で摩擦が起こりやすくもなります。
そのため猫背でも肩の痛みを引き起こす可能性があるため日頃から姿勢には気をつけましょう。
鎖骨の動き
鎖骨は肩の動きに対して重要な骨になります。
鎖骨は両端で関節を形成しており体の中心の方で「胸鎖関節」、端の肩の方で肩甲骨の骨と繋がる「肩鎖関節」という関節があります。
鎖骨が肩甲骨と連動することにより腕を様々な方向へ動かすことが可能になります。
腕を体の前から上にあげる際に鎖骨は後ろ向きに回転し上にあがります。
肩があがらなかったり、あげた際に痛みがある場合は直接肩をみることも大切ですが、鎖骨が動いているかというところもみてみましょう。
腕を上げると同時に鎖骨を後ろ向きに回転させるように自分の手で軽く誘導してみてください。
これを何度か続けているうちに腕があがりやすくなるかもしれないので是非お試しください。










