
足関節捻挫後の後遺症や捻挫癖にならないために大切なこと
足関節捻挫
足首の捻挫はスポーツ中以外にも発生率が高いためよく知られていると思います。
多いのが足を内側に捻る内反捻挫という捻挫が多くなります。
この捻挫が多くなるのには構造的な理由があります。
外くるぶしが内くるぶしより低くなっており足首を伸ばす際も内反捻挫の方向に行きやすくなっています。
捻挫後の応急処置
捻挫をした際にはRICE処置をするのが基本的です。
RICE処置は以前説明したブログを載せておきます。
捻挫後の後遺症
捻挫後は足関節周囲の筋肉やお尻の筋肉まで筋力低下が起こることがあります。
そのためリハビリでの筋力トレーニングは大切になります。
また捻挫をした際に足の外側の骨の腓骨がずれることがあります。
そのまま固定をすると骨の位置が悪いままになってしまうことがよくあります。
骨の位置が悪ければ力が入りづらいといった症状がみられることが多くなります。
捻挫癖がある方
捻挫癖がある方は多いと思います。
足関節捻挫後はバランス能力が低下することがよくあります。
その理由として体の部位がどこにあるかを感じる感覚の機能が低下することや、足が内反捻挫方向に向かうのを止める筋肉の反応時間の遅延などがあげられます。
そのためリハビリでバランスディスクなどを使いその機能を高めることで捻挫癖を予防します。
捻挫を繰り返さないためにもエクササイズは大切なので、目を閉じた状態での片足立ちを1分を目標に様々な運動を行いましょう。