
眼精疲労からくる肩こり・首こりの関係について
眼精疲労と肩・首こりの関係
眼精疲労と肩こり・首こりにはさまざまな関係があります。
その中のいくつかを今回は紹介していきます。
目を動かす時に働く筋肉
眼球運動のための筋肉が首にあります。
その筋肉が後頭下筋群と言われている筋群です。
後頭下筋群は後頭部と首の境目に存在し頭部の微細な動きや目を動かす時にも共に収縮します。
そのため、目を使いすぎるとこの後頭下筋群が疲れて首コリが起こります。
目が疲れた時の首の動き
目が疲れてきたときには視点を合わせる時に目が動かずに頭を動かして視線を合わせに行くようになります。
目がサボりだすことで首が代償的に動き、首・肩こりを引き起こします。
肩こりによる血行不良
目に向かう血管が肩こり・首こりによる筋肉の圧迫により血行不良が起こり、目が疲れやすいという状態になります。
温かいお風呂にゆっくりと浸かったり、首を温めてあげたりすることは眼精疲労に効果的です。
目への血流量を増やすツボに「光明」と「合谷」というツボがあります。
光明はふくらはぎの外側で外くるぶしから指7本分上にあります。
合谷は手の甲の親指と人差し指の間のところで人差し指側の骨の中央にあります。
いずれも目の血流改善に効果的とされています。
眼精疲労と肩こり・首こりにはさまざまな関係がありますので、両方にしっかりとケアを施してスッキリとした生活を送りましょう。