
熱中症予防・対策、なった際の対処法のポイント
熱中症
最近では異常気象などで年々熱くなっている気がします。
そこで気をつけなければいけないのは熱中症です。
2023年、2024年と2年連続で熱中症による死亡者数は1000人を超えています。
そのため、しっかりとした対策となった際の的確な処置が必要になります。
予防・対策
・水分補給:水分補給はもちろん大切になります。
水は冷たい方が吸収が早いです。
ぬるめの水は胃腸への負担は少なくなりますが、吸収の早さでは冷たい方が優れているとされています。
しかし、水のみでは汗とともに体から出て行ってしまう塩分や電解質が補給できません。
スポーツドリンクや経口補水液を飲むこともおすすめです。
コーヒーやお酒には利尿作用があるため体に水分を蓄えられる飲料を選びましょう。
最近では「アイススラリー」というものがおすすめです。
「アイススラリー」とは細かい氷の粒子が液体の中に混ざったようなもので、体の内側から体温を下げるのに効果的です。
シャーベット状の飲み物も同じような効果があるため深部体温を下げてくれるのでおすすめです。
暑さになれる暑熱順化も大切ですがこれは5月後半ごろから行うようにしましょう。
暑熱順化はサウナがおすすめです。
なった際の対処法
熱中症になった際には早期に対応することが大切です。
体温が高い状態が長く続けば脳は熱に弱い為変性を起こします。
脳が変性を起こせば不可逆的でゆで卵が生卵に戻らないというたとえがよく使われます。
熱中症になった時には氷水に全身浸かるのが良いと言われていますがなかなかそれが出来る状況は少ないと思います。
涼しい場所に移動し衣服を緩め、首、脇、股に氷をあてて冷やしましょう。
この三つの場所は大きい血管が通っている為冷えた血液が全身を冷やしてくれます。
睡眠不足やしっかりとご飯を食べないことでもなりやすくなります。
そのため、基本的な食生活や生活習慣にも気をつけましょう。
熱中症は油断していると本当に危ないので、炎天下でのスポーツなどでは無理をしないようにしましょう。