
体の安定に必要な腹筋群(腹横筋)の機能について
腹圧を高めるインナーマッスル
腹横筋は体幹を安定させるためにとても重要な役割を果たします。
腹圧を高めるために必要とされる4つの筋のうちの1つになります。
この腹圧が低下すると反り腰や腰痛の原因になることが多く見られます。
四肢を動かす際に重要
腹横筋は手足を動かす際にとても重要になります。
四肢を動かす寸前に腹横筋が活動(先行発火)し体幹を安定させます。
0.03秒ほど早く活動すると言われています。
これがうまく働かなければ手足を上げにくかったり、上げた際にバランスを崩したりします。
さらに、慢性の腰痛患者の方ではこの腹横筋の0.03秒早く活動することが遅れたり機能しなかったりするということが報告されています。
そのため腹横筋を機能させるためのトレーニングが大切になります。
トレーニングメニュー
・ドローイン:お腹を引き込みながら深く呼吸をする。
・ドローインで腹横筋を活動させた後四肢の組み合わせ運動
腹圧呼吸なども有効なトレーニングになりますのでそれについて書いたブログがこちらです。