
スムーズに腕を動かすために大切な肩甲骨の動き
肩甲上腕リズム
腕を上にあげていく時には肩甲骨が一緒に動くようになっています。
約45度より上にあげると肩甲骨と上腕骨が1:2の割合で動いていきます。
90度腕を上げた際には肩甲骨が30度、上腕骨が60度動き、180度では肩甲骨が60度、上腕骨が120度動きます。
この動きが悪いと肩甲骨と上腕骨で衝突が起こるなどで肩の痛みの原因になります。
スキャプラプレーン
肩甲骨は実は約30度程前に傾いており、そのことをスキャプラプレーンといいます。
そのため腕を上げる際は身体の真横を真っ直ぐに上げるよりスキャプラプレーンにあわせて少しだけ前方から上にあげていく方が肩にかかる負担が少なくなります。
逆にスキャプラプレーンから外れた位置でボールを投げたりすると怪我のリスクは高まります。
腕の動きのためには肩甲骨は重要な役割を担っています。
その為肩甲骨の動きが悪くなれば肩の痛みなどの原因にもなります。
肩甲骨は安定性の関節と言われておりますが可動性が悪くならないようにするのも大切だと思うので、肩を動かしたり姿勢が悪くならないように気をつけましょう。