
野球肩(上腕二頭筋長頭腱炎)
投球時の方の痛みの野球肩の中の一つの上腕二頭筋長頭腱炎を紹介します。
上腕二頭筋長頭腱炎とは、上腕二頭筋が肩から肘に向かってついており、その筋肉が使いすぎによって炎症を起こします。
野球ではピッチングの際に腕を後ろに持って行くテイクバックの動きで上腕二頭筋腱が引っ張られ牽引ストレスがかかります。それが原因となり炎症を起こしたりします。
スポーツの場面だけではなく、買い物をして重い袋を腕にかけると痛かったりドアノブを回すだけでも痛かったりします。
上腕二頭筋長頭腱炎のテスト方法でスピードテストがあります。肘を伸ばした状態で手のひらを上向きにしてもらい腕を上にあげてもらいます。検査する人は腕を下に少し押し、抵抗をかけます。この時に肩の前面が痛ければ上腕二頭筋長頭腱炎を疑います。
セルフケアとしてはストレッチがおすすめです。
ストレッチの仕方は、壁に手をついてもらいそのまま腕を後ろにそらします。手のつく高さによって伸び方や強さが変わるので、気持ちいいところを目安に伸ばしましょう。