
膝の靭帯損傷(前十字靭帯)
前十字靭帯損傷
前十字靭帯は脛の骨が膝から前にずれないように制動する役割があります。
スポーツにおいて膝の怪我ででこの前十字靭帯の損傷は多くの割合を占めます。方向転換、着地、ストップ動作で多く起こります。
前十字靭帯を損傷した後そのまま放置をしていると、半月板や関節軟骨に二次的損傷が多く見られます。
競技復帰には一般的に8カ月以上かかるとされています。
予防には膝が内に入ることで起こりやすい為、内に入らないよう動作練習をしたり筋力をつけることが大切になります。しかし前十字靭帯損傷を完全に予防できる方法はありません。怪我のリスクを下げるために色々とアップやトレーニングをしていきます。ただ絶対に予防するという意識で取り組むことは大切です。
サッカーには前十字靭帯損傷予防プログラムとして「FIFA11+」というものがあり、国際サッカー連盟(FIFA)に推奨されています。
予防のトレーニングとしてT字バランスやバランスランジ、カッティング動作の練習などがあります。バランス系のトレーニングでは体感を安定させながら膝をまっすぐに保つことが大切です。
競技復帰には適切な治療やリハビリが必須です。頑張りましょう。