
腰椎分離症になりやすい人の特徴や原因と症状について
腰椎分離症
腰椎分離症とは疲労骨折の一種になります。
上の写真の緑の部分が腰椎になります。
左が前、右が後ろになります。
前方の四角い部分が椎体と言い椎弓という部分を介し後ろにある突起の部分の棘突起が存在します。
分離症では椎弓の部分が折れることで前方の椎体の部分と後方の部分が分離してしまう状態になります。
どのような人がなりやすい
分離症の好発年齢は10代のスポーツをしている男子が多いとされています。
ジャンプや腰を捻る、腰を反るような動きが多いスポーツでよく起こります。
特になりやすい部分として第5腰椎という腰の骨で一番下の根元で起こりやすくなります。
普段からお腹の力や腹圧が弱く反り腰な方、背中の上の部分が硬く回りにくい方なども多く発症します。
分離症の症状
体を捻る・反る動きで痛みの増強
お尻から足にかけて放散痛を伴う場合もあります。
病院でレントゲンやMRIなどを撮り診断されます。
一般的に保存療法が選択されコルセットなどをして回復を待ちます。
回復したのち原因であった腹圧などを改善して再発予防をします。
痛みがある間は無理をせず回復を待ち分離症にならないように日頃から気をつけましょう。