
腰、足の痺れや痛みに多い神経痛ー「坐骨神経痛」ー
「坐骨神経痛」とは
よく坐骨神経痛と聞いたことがあると思いますがどのような症状なのか説明します。
坐骨神経とは腰から出ている神経で、足の方まで伸びていきます。
その坐骨神経が圧迫されたり刺激されることで坐骨神経が通るところにだるさやしびれやチクチクとしたような痛みなどが走ります。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛は大きく二種類に分けられます。
一つは根性坐骨神経痛といい原因として腰椎ヘルニアや脊柱管狭窄症などがあります。
もう一つは梨状筋性坐骨神経痛といいお尻の梨状筋という筋肉に坐骨神経が圧迫されることで起こります。
梨状筋症候群とも呼ばれます。
梨状筋症候群のなりやすい人の特徴として長時間座っていることや不良姿勢の持続などが原因にあげられます。
セルフケア
梨状筋のストレッチ:地面に座った状態で片足を前に出し、爪先を内側に倒し上半身を前に倒す
スランプストレッチ:椅子に座った状態で片足の膝を伸ばし前にあげる。背中を丸める。爪先を上にしっかりと立てる。そのまま上半身を少し倒していく。
ヘルニアの方はスランプストレッチをするとしびれなどの症状が出やすいためお控えください。
デスクワークなどで長時間座りっぱなしになっている方は時々立つなどして健康のために気をつけましょう。