
肩峰下滑液包炎
肩峰下滑液包炎とは肩の怪我の一つで、野球の投球、テニスのサーブ、バレーのスパイクなど腕を上から振り下ろすことが多いオーバーヘッドスポーツで起こりやすくなります。
肩甲骨から肩の方へ伸びていく肩峰の下に肩峰下滑液包があり、肩の動きをスムーズにする役割があります。
肩峰下滑液包炎では肩を上げていき90度~120度あたりで痛みが出現し、それを超えると痛みが減少したりします。
原因としては主に肩峰下滑液包が腕の骨などと衝突したり摩擦により炎症が起こり痛みが出現します。
猫背の状態で肩を上げていくと肩峰下滑液包が挟み込まれやすくなります。
肩甲骨は腕を上げるのに伴い回転していきますが、肩甲骨の動きが悪くなるとより肩甲骨と腕の骨の間で摩擦が起こりやすくもなります。
そのため猫背でも肩の痛みを引き起こす可能性があるため日頃から姿勢には気をつけましょう。