
手首の腱鞘炎のドケルバン病に対して有効なツボ
ドケルバン病とは
「ドケルバン病」とは手首の腱鞘炎の一つで、親指側に痛みが起こります。
親指を動かした時に痛みが走ったりします。
親指につく筋肉の「短母指伸筋」と「長母指外転筋」が細くなり腱となる部分で「腱鞘」というトンネルを通ります。
この「短母指伸筋」「長母指外転筋」の使いすぎなどで筋肉が肥厚したり、親指の使いすぎで「腱鞘」が肥厚します。
この肥厚により筋肉が動くときに腱鞘のトンネルでの滑りが悪くなり炎症が起こり痛みが発生します。
ドケルバン病に有効なツボ
ドケルバン病に有効なツボとして「列欠」、「偏歴」があります。
「列欠」
親指の付け根の二本の腱(短母指伸筋・長母指外転筋)の間
親指と人差し指の間で両手を交差させた時に人差し指の先が当たるところ
「偏歴」
手首の親指側の窪みから人差し指から小指の4横指分上のコリっと触れる筋肉
ドケルバン病のセルフチェック方法
親指を中に入れた状態で手をグーに握りこみ、そのまま小指側に手首を曲げた時に親指の付け根が痛いとドケルバン病の疑いがあります。
ドケルバン病の原因として使いすぎによるものが多い為まず休ませるということが大切になります。