
テニス肘
手三里
【取穴方法】
肘を曲げた時にできるしわの外側の端から指三本分手首側
【効果】
テニス肘、肩・腕の痛みや痺れ、胃腸の不調など
手三里はテニス肘というスポーツ障害の際によく使われます。
テニス肘とは別名上腕骨外側上顆炎と呼ばれ、名前の通りテニスやバドミントンなどのラケットを使う競技で多く見られるスポーツ障害になります。手首を返して打ったり、バックハンドで打ったりを多く繰り返しオーバーユースによりテニス肘になることが多いです。日常生活の症状としては物を持ち上げたりタオルを絞ったりした時に肘の外側が痛むといったものになります。
テニス肘で主に痛む筋肉として短橈側手根伸筋の起始部が痛むことが多いとされています。この筋肉のところに手三里はあるためテニス肘の際によく使うツボになります。
テニス肘になった際のセルフケアとしては手三里を指圧してもいいですが、強く押してしまうと違和感などが残りやすい場所になっておりますので、ストレッチがおすすめです。
ストレッチは肘を伸ばした状態で手の指を反対の手で手のひら側の手首に向かって心地よいくらいの強さで引っ張るとテニス肘には効果的なストレッチになります。