
オスグッド病
オスグッド病とは主にオーバーユース(使いすぎ)により大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が過剰に緊張することによって大腿四頭筋の付着部である脛骨粗面(膝のお皿の下の骨)に痛みが生じるものになります。
小・中学生のサッカー、バスケ、バレーなどの走る、跳ぶ、蹴る動作の多いスポーツで起こりやすい怪我です。
オスグッド病の発症時には主に安静にしていただく事と、運動後にアイシングを行います。
予防として普段からのストレッチが大切になります。
ストレッチのやり方は横向きに寝ころび、上の脚の膝を曲げ、手で足をつかみかかとをお尻に近づけるように行います。ゆっくりと伸長感を感じる程度に行いましょう。
よく使うツボは「血海」「梁丘」などを使います。
血海
膝のお皿の上端内側から指3本分上
梁丘
膝のお皿の上端外側から指3本分上
オスグッドには大腿四頭筋の硬いところに鍼を刺すことが多く膝周辺が多くなります。
特にサッカー、バスケ、バレーをしている小・中学生は予防のため日頃からストレッチを意識しましょう。