
股関節を曲げた時の詰まり感や挟み込まれる感じについて
股関節の詰まり感
深くしゃがみこんだ時などに詰まり感があることはないでしょうか。
そのようになる原因をいくつか取り上げますのですべてにはあてはまりませんが一例としてセルフケアの役に立てたらと思います。
背骨の動きの悪さ
股関節を曲げる際深く曲げていくにつれて骨盤が後傾(後ろに傾く)していきます。
これを「骨盤大腿リズム」といいます。
骨盤が動く際には脊柱(背骨)も共に動きます。
これを「腰椎骨盤リズム」といいます。
股関節を曲げる可動域は125度程とされておりそれ以上曲げるには骨盤等の動きも必要になります。
そのため背骨が股関節を曲げる時に動かなければ骨同士の衝突や詰まり感を引き起こします。
☟前に少し骨盤のことについて書いたブログになります☟
腰の痛みに関係する「骨盤」の動きや姿勢について – 堺市堺区のあやのはりきゅう整骨院
筋肉の滑走性の悪さ
股関節の付け根にある筋肉がスムーズに動かなければ詰まり感を引き起こします。
詰まり感をよく引き起こす筋肉は「大腿直筋」「腸腰筋」に多いと私は感じます。
揉みほぐすことで解消されることもありますが、触るのが難しい為ストレッチをおすすめします。
ストレッチの方法は片膝をつきもう片足を前に出した状態で胸を張ります。
体をのけぞることで股関節の前の方が伸びていれば大丈夫です。
大腿直筋の方をより伸ばしたい際は膝をついてる方の膝を曲げ、踵をお尻に近づけるようにしましょう。
太ももの前の方がより伸びるようになっていれば大丈夫です。
股関節の詰まりの理由を二つ例にあげてみました。
もし当てはまっていればこれを参考にセルフケアを続けていきましょう。
ストレッチの際は前後で比較して効果を確かめましょう。